「瀬つきあじ」の特徴と仕入れのポイント、注意点とは?

4月から夏にかけて暖かくなってくると、冬とはまた違った種類のおいしい魚がお店に出回るようになってきます。そんな魚がおいしい季節におすすめしたい魚の一つがあじです。そんなあじの中でも特に山口県のブランドあじである瀬つきあじをご存知でしょうか。あじの中でも特に脂がのっているため、そのまま刺身でうまみを味わうのもいいですし、シンプルに塩焼きにしても格別なおいしさを味わうことができる魚です。
瀬つきあじとは、主に山口県萩市、長門市仙崎、下関といった日本海側の漁港で水揚げされるあじで、ふっくらと濃厚な魚肉と全体にうっすら黄色味を帯びた見た目が特徴です。山口県の日本海側には様々な大きさの島と瀬が存在し、とても高低差の激しい地底をしています。そのため、あじをはじめとした魚介類のエサとなるプランクトンが多く、おいしい魚が育つ環境が整っています。そのような環境で育ったあじですから、そのおいしさは格別です。瀬つきあじはこのような環境で育ったあじの中でもさらに脂が10パーセント以上含まれると判断されるものにつけられるブランドなのです。山口県の漁師たちのプライドとこだわりを感じられますね。
もともとは山口県の地元の人々に愛されてきた瀬つきあじですが、近年ではそのおいしさが県外でも注目されるようになり、東京をはじめとした都市部でも人気が出てきており、たくさん仕入れられるようになってきました。
瀬つきあじのおいしさを味わうにはとにかく鮮度が重要ですから、山口県で水揚げされたあじはすぐに氷の入った生けすに入れられて新鮮なまま出荷されるのが特徴です。
また、アジの仕入れを行う際はできるだけ新鮮な状態のあじを手に入れたいはずです。その際にいくつかの見分けるポイントがあります。新鮮な味の特徴として、全体的に光沢があり、目が黒く澄んでいることが特徴です。さらにエラの部分が赤くゼイゴが尖っているのも特徴です。また脂ののり具合は背中の太り具合を見てみると分かります。店頭で魚を直接触れない場合には確認に限界がありますが、もしも触って確認できる場合はこれらの部分をチェックしてみるといいでしょう。
このようにはじめは山口県内でしか食べられることのなかった瀬つきあじが注目され、東京などの大都市圏でも味わえるようになったのは大変うれしいことです。瀬つきあじが出回り、おいしくなる4月から7月にかけての時期はそのおいしさを味わう絶好の機会です。是非一度お店や漁港に足を運んで瀬つきあじを探してみてくださいね。

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