サバの最高級品「松輪サバ」の特徴と仕入れについて

数多くあるブランドの中でも、サバの最高級品といえば松輪サバとして知られています。神奈川県三浦市、松輪漁港から仕入れられる松輪サバは、その名の通り漁港と同じ名前を付けられたブランド品です。サバの中でも真サバに対してつけられるブランド名で、素晴らしい味と姿が特徴となっています。松輪サバにはいくつかの特徴がありますが、もっとも顕著なのはその漁獲方法でしょう。高級食材であり、漁獲量的にも貴重な松輪サバは、定位置網などを使用せず、一本釣りによって釣り上げられます。三浦沖まで船で乗り出した漁師によって、一匹ずつ丁寧に釣り上げられた真鯖は網などで魚体が擦れることもなく、傷の無い状態で漁港まで引き上げられることになります。一本釣りによってつけられた針もひとつずつ丁寧に取られ、身の変色などがないよう、慎重に取り扱われます。漁師と漁港、長年魚に関わり、魚に関する技術と知識を持つプロ達の手によって、三浦沖で獲られた真鯖は松輪サバとして流通するのです。
一匹一匹を大切に釣り上げられ、ブランド名を名付けられた真鯖の味はまさに絶品。通常の真鯖と比べてみてもその差は一目瞭然で、丸々とした腹部の厚みや身の張り出し、桜色に染まった身、とろけるような脂などが特徴です。漁師によって釣り上げられた後、鮮度を維持したまま漁港へ水揚げされ、さらには仕入れによって全国の食卓に上がるまで、大切な名産品として一貫して丁寧に取り扱われます。
松輪サバのブランド名を名付けられた松輪サバ。この貴重なサバは松輪漁港から仕入れられます。鮮度抜群の魚体は輝くようで、丸々と太った身は多彩な料理で頂くことができます。一般的な塩焼きや煮魚だけではなく、鮮度の良いものはシメサバでも美味しく、たっぷりと乗った脂の旨みを感じることができるでしょう。
松輪サバの旬は10月の秋から始まり、寒さが厳しくなる12月まで続きます。通常のサバと並べてみれば、その差ははっきりと見てとれるほどで、旬の時期に仕入れられたものは体表が黄金色に輝いています。この時期は抜群の味を楽しめる一方、漁獲量自体は減少傾向にあるため、黄金のサバとして珍重されるほどです。ブランド名が定着し、全国的に知られるようになったこともあり、2006年には地域ブランドとして特許庁から認定を受けました。旬の時期にはぜひ仕入れて味わいたいブランド魚として、レストランや料亭でも人気となっています。

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