カンパチの仕入れと特徴、宮崎カンパチは何が違う?

出世魚という言葉があります。魚のサイズが大きくなっていく中で名前が変わっていくのです。カンパチがブリの出世魚、あるいはその逆と認識している方もいますが、実は別の魚です。カンパチのような丸顔で平たくて、しかしながら色はブリにそっくりというヒラマサという魚もありますが、こちらも別の魚です。同じようなサイズで見た目も似ていますが、カンパチの方がブリよりも温かい海域に多く生息しており、西日本の方でまとまってとれるという特徴があります。とはいえ、それほど多くは獲れないので天然物は高級魚です。刺身で食べると食感がよく旨味があるのが特徴で、人気が高いです。養殖ものも十分に評価が高く、多く出回っているため煮付けや塩焼き・フライやムニエルといった魚の定番料理に用いてもいいのですが、何と言ってもカンパチは刺身が一番です。血合いが美しく、脂に甘味があり、その特徴や魅力を存分に味わえます。それに、ブリに比べて変色しにくいので夏場の刺身や持ち帰りよう寿司などにもおすすめの魚なのです。ブリであれば4時間か5時間もすると血合いの色が黒っぽく変化してしまいますが、24時間経過してもその姿にはそれほど変化はありません。身が硬くてこりこりしているのがおいしいのですが、子供やお年寄りが多く噛み切るのが大変というのであれば、一晩ほど冷蔵庫で寝かしてから食べたほうが食べやすく、脂の旨味もアップしておいしくなるかもしれません。少し新鮮さにかけるブリの場合は少し生臭みも出てきます。寒い時期のみおいしいのがブリですが、カンパチは1年を通しておいしく頂くことができます。

西日本を中心に多く取れるカンパチですが、特に宮崎のものは宮崎カンパチとしてブランド登録されています。黒潮のある日向灘に面しており、高温を好むカンパチにとってこの地域は特に恵まれた環境にあるのです。そんな中で、漁連指定の厳選されたモイストペレットを使い、一貫した飼育管理を行なっているのが宮崎カンパチ、肉質が均一で締まっているのが特徴です。安全性にも配慮されており、稚魚の時期にワクチンも摂取しています。独自の自動活け締め脱血装置が使用されているので鮮度と歯ざわりの良さを長く保つことができ、いつまでもおいしく食べられるという特徴もあります。
カンパチを仕入れるのであったらぜひ宮崎カンパチをおすすめします。
似ているようでさまざまな部分で違った特徴を持つブリやヒラマサとの食べ比べもいいでしょう。

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